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地道なリハビリ精神力の勝負
ハムストリング筋断裂
「大たい後面筋断裂」とも呼ばれる、この肉離れは、陸上短距離走者がスターティングブロックを蹴ったときとか、走り高跳び選手が踏み切ったときなどに起きる。
断裂は、走行時、ジャンプ時に股(こ)関節を屈曲させ、ひざを伸ばす役割を果たす大たい四頭筋と、たい部後面にあるハムストリング筋が同時収縮したときに起きる。通常、この2つの筋肉は同時収縮を起こさないが、ハムストリング筋の引っ張る力(強度)が落ち、等張関係を保てないときに同時収縮してしまう。
ハムストリング筋断裂は痛みを伴うため、ランニングやジャンプを中止し、安静にしなければならない。治癒し始めたら、損傷したハムストリング筋の強化運動をスポーツドクターの指示に従って行うことが何より大切だ。
強化運動はおもりを足につけ、ゆっくり上げ下げを繰り返す。回復が進むにつれ、さらにおもりの重量をプラスする。1日おきに10回を3セット行う。
精神力の勝負となるが、「こうした治癒への努力がスポーツ選手の人間性を伸ばすことにもつながる」と左海伸夫・角谷整形外科病院副院長は話している。
医療ジャーナリスト 丹羽幸一
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ハムストリング筋断裂の名医10人
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| 医師 |
所属医療機関 役職名 |
内 容 |
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遠山晴一
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北大医療技術短大(札幌市)
助教授
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寒冷時のスポーツと筋肉・神経生理の関係に詳しく、肉離れなどの障害発生防止に強い
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深代千之
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東大総合文化研究科(目黒区)
助教授
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3段跳びのバイオメカニックス、垂直跳び中の下肢関節トルク研究の権威
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増本項
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日女体大(世田谷区) 体育学部助教授
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大たいハムストリング、肉離れのメカニズム研究、疲労骨折、スポーツ選手の膝蓋けん炎発生に詳しい
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別府諸兄 (もろえ)
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聖マリアンナ医大(川崎市) 整形外科教授
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股(こ)関節・大たい部損傷、大たい骨頭壊死などでのマイクロサージェリー、再建術に強い
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有賀誠司
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東海大スポーツ医科学研究所(平塚市) 講師
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スポーツ選手の競技力向上のための筋肉トレーニング研究。特に柔道に詳しい
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岩堀洋介
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愛知医大病院(愛知県長久手町) 整形外科助教授
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内視鏡下手術に症例豊富。特に上肢のスポーツ障害と大たい部損傷でのリハビリ治療に良績
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堀部秀二
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大阪労災病院(堺市) スポーツ整形外科部長
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じん帯・けん・筋断裂などの診断で国際的に知名度が高く勤労者医療やアマ選手の術後管理にも力を入れる
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辻本晴俊
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近大病院(大阪狭山市) 整形外科講師
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肉離れなどのスポーツ障害、関節外科に強い。コンピューターを用いた筋力測定、指導に実績
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左海伸夫 (さかい)
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角谷整形外科病院(和歌山市) スポーツ外科副院長
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ハムストリング筋断裂の選手に対する保存的治療法で高水準の成績。和歌山県スポーツ医学委員長
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柏口新二
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徳島大病院(徳島市) 整形外科講師
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運動機能評価、運動処方および筋機能についての精密検査診断、同種複合組織移植術に優れる
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